aster_ismの工作室

FPGAとかマイコンとか

妻、プログラミングを始める

この記事は https://adventar.org/calendars/2238 の12/9の記事です。

さて、元々名古屋界隈のITエンジニアのコミュニティの忘年会に一緒に参加したこともあって、夏ぐらいから妻がプログラミングをやってみたいというようになってきました。

とは言っても妻はプログラミングのプの時も全く知らない非エンジニア。先日参加してたNGK2017Bでは @Kazuki_Kachi さんがC#(言語) とC♯(音楽)という風にお互い思いつくことが違うという話をされてました。我々もお互いのバックグラウンドによって思いつくことがちがったりすることがあるので、質問されたら相手がどう考えているのか?何がわからないのか?をちゃんと聞きながら教えてあげないと余計に混乱してしまいます。特にずっと理系な道を進んできた自分からすると、全く疑問に思わないようなことを悩むことがあるということをちゃんと理解してあげないといけないなと思いました。

なお、題材に使っているのは下記OCamlの本。

プログラミングの基礎 ((Computer Science Library))

プログラミングの基礎 ((Computer Science Library))

各所で「初めてがOCaml!?」的な反応をされることがありますが、妻は悩みつつ楽しく?ゆっくりと勉強をしております。
ということで、今回は勉強中エピソードを2つほど今回は紹介してみたいと思います。

1.妻、文字列が表示できない
2.3章の基本的な型としてstringの説明があります。例題は下記のように「Yokohama」と「横浜」を表示します。

# "Yokohama";;
- : string = "Yokohama"
# "横浜";;
- : string = "横浜"

簡単ですね。妻も簡単と思って実行するわけです。でも、結果はこれです。

# "横浜";;
- : string = "\230\168\170\230\181\156"

恐らく、我々エンジニアなら「あー、化けた。日本語だしね。そりゃそうか」と思って、ググって解決法を調べる訳です。でも、始めてこれを見ると「え?」となるわけです。
一応、本文では説明されているページをちゃんと辿っていくとLinuxここに到達するのですが、当然意味は分からない訳です。また、簡単に実行できるようにTry OCamlを使っているので、この方法はそもそも使えない。当然そんなことも妻は分からない。ということで、何が悪いのか悩んで色々試す訳です。

私が思うにプログラミングをするときに日本語を正しく扱うのはプログラミング初心者からすると、とても難しいことだと思っています。でも、それって今まで日本語を表示しようとして同じような経験があるから難しい、何かケアしないといけないと知っていることなんですよね。

ということで、私が仕事から帰ってきたら、「私は日本語を表示することもできない。たったの4ページ目で躓いた。もうダメだ」と言ってくる妻に、日本語を使うのはすごく難しいことだよ。と説明しながら下記のように設定をしてみよう。と教えました。

# let printer ppf = Format.fprintf ppf "\"%s\"";;
val printer : Format.formatter -> string -> unit = <fun>
# #install_printer printer;;
# "横浜";;
- : string = "横浜"

余談ですが、使っている本は私のなので、実は日本語を扱うところに上の設定2行を本の端に手書きしてました。でも、やっぱり全く分からない妻にそれをいうと、「夫さんが本に書き込むなんて珍しい。何かよくわからない呪文みたいなもので、何に使うのか分からなかった。これだったのね」という訳です。
日本語難しい。


2.条件分岐がわからない
やっと型について何となく理解し、5章の条件分岐にやってきました。if式ですね。
例題を見ながら、とりあえず構文は理解したようですが、日本語で書かれた内容をプログラムとして書き下すことができない。というのです。
つまり、今まで算数や数学でいうところの式を立てるということが凄い苦手なんですね。
試しに、簡単な算数の問題を出してみると答えは正しいんですけど、どう計算したの?と聞くと答えがでてこない。妻の頭の中では立式したという感覚もなく、答えは10だ。となってしまう訳です。もしかしたら、頭の中では式があるのかもしれないですが、プログラミングをするときに、それを演算子とか使って式で書き下すことが苦手になってしまっているのです。これって前の章の関数を作ったりするときにも同じように感じているはずなので、この日から暇があれば意図的に式に書き下したり、条件式を書かせるようにしています。

1つ最近の例を紹介すると、
冷凍ピザを焼くときに追加で妻が「ベーコンをのせますか、ウインナーをのせますか」と聞いてきたので「それは排他的論理和ですか?」と聞いて、妻自身が言ったことが同時に成り立たせることができるのか、ダメなのか。を考えさせたりして遊んでいます。
少し慌てた感じにはなりつつ、答えを言ってくる妻は可愛いです。

とまぁ、こんな感じで来年以降も楽しく過ごせそうです。


去年は結婚してすぐだったので、日ごろのありがとうを書きました。
妻いつもありがとう - 雨のち曇り時々晴れ@aster_ism
一年経って読み返すと、妻が仕事始めたら色々手伝わないと!と書いているけど、どちらかといえば妻のほうがたくさん家事をしているので、もっと自分のできることはやらないとなぁと少し反省。
今日は妻が仕事、私は休みなので、妻には少しゆっくり寝てもらいながら、私がお弁当のおかずを準備しています。この記事は、おかずが冷えるまでの時間を使って書いています。

ARTY S7ゲット

リコンフィギュアブルシステム研究会に参加したところ、懇親会でDigilentのSpartan7ボード ARTY S7をじゃんけんでゲットしました。Digilentさん、Avnetさんありがとうございました。 頂いたのに、何もしないのは流石に失礼なので、簡単にLチカした記事書いておきます。 なお、懇親会でお酒をたくさん飲みましたので間違いがあるかもしれませんが、多めに見てください。

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UARTを用いたZYNQとのファイル転送

会社で使用しているZYNQボード、使える通信手段がJTAGとUARTのみという悲しいもの。せめて、ethernetが使えれば簡単にファイル転送ができるのに……

ということで、UARTを使ってZYNQとデータのやり取りする方法について調べた覚書き。 なお、結論からいうと、Petalinux に入っている lrzsz を用いる。

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夫婦で楽しむプリキュア

この記事はプリキュアアドベントカレンダー2016の18日目の記事です。

@aster_ism です。皆さんプリキュア楽しんでいますでしょうか?
本日は夫婦で楽しむプリキュアについて書きたいと思います。

元々、妻は接客業を行っている関係で、小さい子供を相手に話をすることもあり、プリキュアのTVも映画も観ていたとのこと。
私自身も日曜朝のTLを荒らしているように、普段からプリキュアがんばれ〜と応援していることもあり、毎週日曜日の朝は2人でプリキュアを観ています。


楽しみ方1:一緒にアニメを観て実況する
私「モフルンかわいい」妻「甘い匂いがするモフ〜」
私「バッティさん、これプリキュアの線じゃない…」
妻「ショタ校長!!」

楽しみ方2:変身について語る
私「マジカルの太ももモフモフしたい、ルピースタイルのガーターベルトがよい!」
妻「プリンセスプリキュアのオーバースカートがバサァっと広がって髪の毛がファーっとなってプリンセスっぽい!」

楽しみ方3:各種アイテムなどについて語る
私「プリンセスパフュームは3つのスイッチで上手く組合せを認識してるね」
妻「プレシャスブレスはもう少し可愛くできなかったのかな」

楽しみ方4:劇場版を見に行く
私「モフルンかわいいかった、よかった(泣」
妻「くま!あべのべあ!あああくまたーーーー(泣泣泣泣泣泣泣」

なお嫁は一緒にモフルンライトを振りたかったようですが、年齢的にも貰えず、購入しようにも売切れで、一緒に応援できなかったため、「これほど大人であることが残念に思ったことがないプリキュア映画」と言いながら泣いていました。オーバーリアクションな妻はーちゃんっぽい。時々妙に強い。(ギャップが魅力)
あと、家にシュタイフのぬいぐるみがたくさん居るのですが、魔法使いプリキュアを観てから妻はモフルンみたいにリリーが動いてほしい!としょっちゅう言ってるので、ぬいぐるみを動かす技術でも考えてもいいかもしれないと思う今日この頃。

ということで、夫婦でも楽しめるプリキュアは素晴らしいアニメだと思います。
そろそろ魔法使いプリキュアも終盤ですが、最後まで気になる展開になりそうです。



最後にごめんなさい。
例年ですと、FPGAを使ったキュアパインを○○を作っているので、今年も作ろうと計画はしていたのですが、時間がとれず、WiFiルータが逝ってしまい、進捗ダメですとなりました。
とは言っても、せっかく登録したプリキュアアドベントカレンダーを書かないわけにはいかないので、急遽ネタを変更した次第です。
当初の計画していた「FPGAを使ったキュアパインリアルタイム検出器」は、来年のアドベントカレンダかプリキュアハッカソンで頑張りたいと思います。

妻いつもありがとう

この記事は【その2】妻・夫を愛してるITエンジニア Advent Calendar 2016の4日目です。
付き合って約3年、結婚して約3ヶ月、皆さんみたいに妻との惚気話をまとめてみます。

妻とはTwitterで知り合ったので、実際に直接会ったのは3年程前に私が神戸マラソンのため関西に行ったときでした。
今でも覚えてますけど、見ての通りIT系のエンジニアのおっさん共が圧倒的にフォロワーとして多いので、会うまでおっさんだと思っていたんですよね(ちゃんと妻のツイート見ればわかるんですけど)
ということで、大阪駅の桜橋口改札で、名古屋土産のういろうを振って待っていたという恥ずかしい思い出も。

その後2年ほど付き合って、私の転勤が決まり、一緒についてきてくれるということで、数ヶ月前に入籍して東京で暮らしてます。
転勤が決まってから色々と仕事とか大変だった私を支えてくれてありがとう。

東京に来て、今は妻が仕事を始めるまでの間は専業で主婦をしてくれているのですごく助かってます。
朝ご飯、お弁当、夜ご飯と料理はもちろん、洗濯、掃除もすべて妻が担当している。
ここ15年ぐらいずっと一人暮らしだったので、家に帰れば温かいご飯が待っているというのも、毎日お弁当を食べるのも今までに無いぐらい楽しいひとときになっています。
来年に入ったら @smogami さんみたいに、それぞれ仕事の時間とかもバラバラになるので、私も料理や洗濯を手伝わないとと思っています。
毎日、朝早くから美味しいご飯の準備してくれてありがとう。

ここ数日は妻が出稼ぎ前職の引継ぎの関係で実家に帰っていて、東京では私ひとりです。
と言っても、お弁当のためにたくさんおかずを作り置きしてくれていて、メモがたくさん。
妻が帰ってくるまでお弁当のおかずは困ってないですね。
( ゚д゚)<たんぱくしつ最高!
ブラックペッパーがうまい!>(・ω・)


趣味とか基本バラバラですけど、私が勉強会に参加したり、FPGAをいじったりにも理解してくれてありがとう。
お互い休みの日はデートして、甘いものを食べるのが楽しみです。
2人ともお菓子とかケーキとか甘いものが好きなので、東京来てからはピエールエルメやサダハルアオキのサロンで楽しんでます。
妻の職業柄、私の知らないおいしいお菓子をたくさん知っているので、次どこにいくのか楽しみですね。
たまに美味しいものを目の前にすると、興奮しすぎて暴走気味になるところもかわいいところです。


特にまとまってはいないですが、妻いつもありがとう。